リヤバンパー修理

CA342293 P1135469

リヤバンパーの修理工程をご説明します。

リヤバンパ中央部に凹みとキズが見受けられます。

 

P1135473

赤外線ランプで熱を加えながら、裏側から凹んだ部分を戻し大まかな修正を行います。

 

P1135470 P1135482

左が修正前、右が修正後です。

 

P1135485 P1135491 P1135492

ダブルアクションサンダーという機械を使い、修正部分の塗料を大きめにめくります。

その後、パテを入れ、乾燥させた後、ペーパーの番手を粗いものから細かいものに替えながら修正作業を行い、マスキング作業の後、サフェーサーを塗装します。

サフェーサーとは、塗装の下地となる塗料の事です。上塗り塗料を修正部分の密着を良くし、塗装面をなめらかにする為の塗料です。

 

P1135493

サフェーサー乾燥後、更に目の細かいペーパーでサフェーサーを砥いでいきます。

サフェーサー部分だけでなく、塗装する範囲全体もペーパーで砥ぎ、全体の足付け作業を行います。

 

P1140629

塗装ブース内に入れ、塗装のミストが車両に付かない様に塗装する部分以外をマスキングし、塗装作業時に塗料のハジキなどのトラブルとなる油分を除去する為に、シリコンオフという液体で拭き取り、塗装準備を行います。

 

P1140630

あらかじめ、近接のパネルに調色しておいた塗料で塗装開始です。ベースコート、クリヤーコートと進めていきます。

 

3コートパール色の場合、パールコート作業が工程の間に入ります。

 

P1150637

塗装作業完了後、塗装ブース内の温度を上げ、強制的に乾燥させます。

この乾燥作業が十分でないと、塗装の艶引きなどのトラブルの原因となります。

 

P1155616 P1155614

塗装時にどうしても付いてしまう小さなブツ、ホコリ等を除去し、磨き作業の後、取り外した小物部品等を組み付けて完成です。

FRP修理

コピー ~ DSCF0187

FRP製のエアロパーツの補修工程です。

 

DSCF0189 DSCF0190 DSCF0191

車体からフロントエアロを外してターンランプ、フォグランプ、ネットを外します。

あちらこちらにヒビ、割れ、欠けなどが見受けられます。

DSCF0198 DSCF0199

ダメージのある部分をサンダーで広いめに下地まで出していきます。

DSCF0201 DSCF0202

比較的ダメージの浅い部分は、特殊なFRP修理専用のパテで修理します

DSCF0218 DSCF0222 DSCF0226

thumb-DSCF0225[1] DSCF0231 DSCF0233

 

ダメージの大きい部分は表側からテープを貼って、さまざまな道具を使い、FRPを専用の樹脂で裏側から貼り込んでいきます。

 

DSCF0241 DSCF0242

貼り付けたFRPが硬化したら、表側のパテを付けます。

 

DSCF0300 DSCF0303 DSCF0329

FRP樹脂パテ→カーボンファイバーパテ→板金パテと修正作業を進めていきます。

 

DSCF0335 DSCF0339

パテ修正完了後、バンパーエアロ全体の足付け作業をし、サフェーサーを塗装します。

 

DSCF0371 DSCF0376

サフェーサー乾燥後、番手の細かい耐水ペーパーで水砥ぎ作業を行います。

水砥ぎ作業後、塗装ブース内に入れ、シリコンオフで塗装時のトラブルの元になる油分を除去しエアブローして塗装作業開始です。

 

DSCF0389

塗装作業完了後、塗装ブース内の温度を上げ強制的に乾燥させます。

この乾燥作業が不十分ですと、塗膜トラブルの原因となりますので、十分に乾燥させます。

 

DSCF0419 DSCF0420

乾燥完了後、ネット、ランプ類組み付けして車両に取り付け、磨き作業をして完成です。

リヤフェンダーキズ修理

コピー ~ P1246112 P2087112

一見、リヤフェンダーのキズのみに見えますが、触って確認すると、キズ部分に凹みがありました。

 

P2087127 P2117280

作業を行う前にトランクルーム内のトリム、リヤバンパー、テールランプ等を取り外します。

 

P2117283 P2117284

ダメージ部分の塗膜をダブルアクションサンダーでめくり、スタッドという機械で、パネルを引き出していきます。

 

P2117285

テールランプとリヤバンパーを仮合わせし、パネルの出具合、バンパーとの隙間等確認作業を行います。

 

P2117287 P2137398

バンパーとテールランプを取り外し、パテ修正作業を進めていきます。

 

P2137399 P2137401

パテ修正完了後、必要のない部分に飛ばないようにマスキング作業した後、サフェーサーを塗装します。

サフェーサーは、塗装の下地となる塗料の事です。上塗り塗料を修正部分の密着を良くし、塗装面をなめらかにする為の塗料です。

 

P2157419 P2157418

 

サフェーサー乾燥後、更に細かい番手のペーパーでサフェーサー部分を均し、塗装するパネル全体の足付け作業を行います。

 

P2150174

塗装ブース内に入れ、塗装のミストが車両に付かない様に塗装する部分以外をマスキングし、塗装作業時に塗料のハジキなどのトラブルとなる油分を除去する為に、シリコンオフという液体で拭き取り、エアブローして塗装準備を行います。

 

P2150177 P2167466

塗装作業完了後、赤外線で強制乾燥させます。

この乾燥作業が十分でないと、塗装の艶引きなどのトラブルの原因となりますので適切な温度管理をしつつ十分に乾燥させます。

 

コピー ~ P2177497 P2177494

乾燥完了後、部品組み付け、磨き作業をして完成です。